神秘の島(下) (福音館古典童話シリーズ)

  • 福音館書店 (1978年9月15日発売)
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本棚登録 : 194
感想 : 18
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やっと下巻を読み終わりました…。いやー、上巻のサバイバルも良かったけれど、安定してきてからの展開も目が離せなかった。相変わらずご都合主義にまみれてるのは、つっこんじゃだめだ(笑)そして全ての謎が…とある人物に集約されているのは、ファンサービスってやつで、大らかに喜び合おうではないか。そしてラストの展開は…我々地球の行く末を…とか…そういう事を言うのは無粋だと思うので、とにかくこの神秘の島の冒険を、サイラス達の身になって楽しむのが一番だと思うのでした。


少年よ、冒険心を忘れるな!



長男も、なんだか宿題サボって読んでいたようですよ(笑)


次は「グラント船長の子供達」を読んでみようと思います。三部作というのなら、是非読まねば。つーか、これが最後の巻にあたるのですね。ちょっと読む順番まちがえたかも。「海底二万海里」「グラント船長の子供達」「神秘の島」って読むべきだったわー。迂闊。いや、私の場合うっかりというべきか。


ベルヌは他にも数多くの名作を残しているので、他の作品も改めて読んでみようと思いました。ベタな展開の連続なんだけど、ワクワクさせるのがうまいんだよなぁ…。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 児童書
感想投稿日 : 2010年9月13日
読了日 : 2010年9月13日
本棚登録日 : 2010年9月7日

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