第9巻を読破。
2年半ぶりの新作ということでわくわくしていましたが、ちょっとどきどきしたのは出版元でした。
今までは文芸社で出版されていたのに、第9巻は角川書店からの発行で。
装丁とかがらりと変わってしまうのかなあ……と懸念していたのです。
が!
それは杞憂に終わりました。
以前と変わらない装丁に逆にびっくりしました。
でもうれしかったですo(^-^)o
さて今回は八雲の高校時代の知人が事件の渦中にいて。
いったいどんなストーリー展開になるのか、ページをめくる手が止まりませんでした。
学生生活も残り少なくなって、晴香ちゃんは進路も決定して。
八雲の方もなんと就職(?)のあてがある、とのこと。
相変わらずの距離感の二人ですが、晴香ちゃんはその距離感に不安を抱いていて。
この二人、どうなるのかなあ。
お互い好きあってはいると思うんだよねー。
八雲もなんだかんだ皮肉言いながらも、ね。
そんな中での事件発生。
幽霊が見えると公言する青年の証言のもと、あるアパートへ行ったら死体を発見してしまった石井刑事。
英心さんからの依頼である心霊現象の調査にきた後藤熊吉さん(笑)
ある霊から「救ってほしい」と頼まれた八雲、とそれぞれの出来事が徐々にひとつにまとまってきて。
今回は八雲もピンチに陥ったりと、どきどきはらはらさせられました(>_<)
でも晴香ちゃんとのやり取りは読んでてにまにまが止まりませんでした。
晴香ちゃんには悪いけれど、あの距離感が私的には大好きです。
じれったさでごろごろするのが好きなんです。
笑
あと英心さん。
初登場したときはひょうひょうとした生臭坊主ってイメージだったのですが、今回でイメージがちょっと変わりました。
大人げない。
気持ちはわかるけれど大人げないよ、英心さんww
最終章突入ということで、あの人たちがどう動くのか……うむむ。
- 感想投稿日 : 2012年4月7日
- 読了日 : 2012年4月2日
- 本棚登録日 : 2012年4月2日
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