怪盗探偵山猫 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA (2010年2月25日発売)
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本棚登録 : 3143
感想 : 253
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発売されていたのは知っていたのですが、手を出していなくて。

今回、新刊が2冊同時に発売されることを知り、「怪盗探偵山猫」の文庫本を買ってきました。

これってもう単行本版のは手に入らない……よ、ね?

むー。

さて、「怪盗」で「探偵」っていったいどんなのだと思いつつ読み始めて。

登場人物たちが相変わらず生き生きとしていていいなあ。

神永さんの作品は引き込まれますねー。

不運なメガネっ子・勝村さん、姐御肌なさくらさん、そして歩く下ネタ・山根さん。>おいww

すみませんorz

でもこれで当たっているよね?



さて、物語は勝村さんの恩師が殺害されるという事件が発生、犯人は「山猫」という窃盗犯という。

ちょうど「山猫」に関して取材記事を書こうとしていた勝村さんは、なんとかして情報を手に入れようとするのだけれど――

という感じですね。

私は水上さんが怪しいとにらんでいたのだけれどなー(;^-^)

副編集長だし、こういう職業の人に対してはつい偏った見方をしてしまう……。

考えてみれば、神永さんの作品にはライターさんで悪い奴っていたっけ?

あちらさんにはたっくさんいるんだけれどww

勝村さんの不運っぷり――木槌を顔面で受ける×2、トイレからビル内に侵入しようとして警官に発見される、とか――には噴いたww

不運だろうけれど、なんだかんだでラストまで切り抜けられたんだから、幸運な方ですね。

勝村さんはいい人だなあ、好きだなあ(*´Д`)ハアハア

はっ、これが「年上の女性にもてる」ってことか!!>確実に私が年上な件。



それにしてもまさか後藤刑事がちょろりと登場するとは思ってなかったww

しかも宮川さんと一緒に容疑者を川に放り込んだってww

やばいww

そのシーンが思いきり頭に浮かんだww

しかも泳げなかったってww

あぶねえー!!



さてこれで心おきなく新刊の2冊も買えますね。

どんなお話なのかなー。

勝村さんとかさくらさんとか出てくるのかなー?

関本警部補の活躍もあるのかしらん??

楽しみです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2013年4月12日
読了日 : 2013年4月11日
本棚登録日 : 2013年4月11日

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