東京レイヴンズ10 BEGINS/TEMPLE (富士見ファンタジア文庫)

著者 :
  • 富士見書房 (2013年10月19日発売)
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本棚登録 : 312
感想 : 16
5

第10巻を読破。

待望の第2部スタートの第10巻です。

表紙が陰陽塾の制服ではない夏目で、なんというかかっこいいです。

それだけでもなぜだかほっとしてしまうのは、第8巻からの怒涛の展開のせいでしょうね。

特に9巻はラスト以外ずっと眠ったままだったし、夏目。

とか思いながらページをめくっていくと、メガネのどじっ娘である新キャラ・秋乃ちゃん登場。

おー、第1巻のときに「秋さんって出るのかな?」と思っていたら、第2部でとうとう登場ですよ(*゚∀゚)

どんな子かと思ったら上記のような感じの子でww

詰め込んだなwww と思わず笑ってしまいました(スマソ

秋乃ちゃんが生活しているお寺は、世間では生きていくのに困難な、そして疲れてしまった陰陽師や訳ありさんたちが集団生活している、星宿寺という名前のお寺で。

星宿、か……。

なんというか陰陽関係らしい名前です。



お山のお寺なので文明の利器が使えないのかと思っていたら、携帯電話もネットも使える様子。

でも秋乃ちゃんたちの生活はすっごく昔風。

すごいアナログな生活していました。

そんなお寺に新しくやってきた“訳あり”の少女・北斗。

で、彼女から香るお香っぽい匂いを感じとる秋乃ちゃん。

んーと、秋乃ちゃんがまた北斗から香る匂いに気づくシーンで、「あ、もしかして……」と思いました。

別作品でそういう系のお話を読んだことがあって、ね。

なるほどそういうことになってるのかー、と思った。

だから一緒にいられなかったのか。

だから北斗は単独でなにかをしに星宿寺にやってきたのか。

今回で春虎の行動と目的が判明。

他のキャラ――冬児や京子、鈴鹿ちゃんたちの現在の状況も少しだけ判明。

っていうか鈴鹿ちゃん!?

あなたいったいなにがどうなってんの!?

となったり。

新しい“十二神将”が登場しましたが、あれ? 十二だよね? 空きあったっけ? と思ったんですが、鈴鹿ちゃんは資格をはく奪されていたな。

その代わりとして登録された人なのかな?

それにしても天馬のことだけは少しも触れなかったな、長官さん。

彼、どうなったんだろう。

どうやら冬児も夏目も陰陽塾は辞めちゃってるっぽいよね。

ああもう次の巻が待ち遠しくて仕方がないです(>_<)

じたばたしながら発売を待っています。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 富士見ファンタジア文庫
感想投稿日 : 2013年11月9日
読了日 : 2013年11月2日
本棚登録日 : 2013年11月2日

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