グラウスタンディア皇国物語1 (HJ文庫)

著者 :
  • ホビージャパン (2013年10月31日発売)
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本棚登録 : 72
感想 : 6
5

第1巻を読破。

鵜飼沙樹さんのイラストに惹かれて購入。

HJ文庫作品を買うのはひさしぶり。

なのでこの作家さんの作品は初めて読みます。

おもしろかったです。

冒頭の数ページを読んで買ったものだから、ほぼジャケ買いに近い状態だったけど、よかったです。

〈皇国七聖〉の一人で主人公のクロムは軍師で、でも戦闘もこなせるタイプで。

コピーをさらに昇華させる才能、と読んで「ああ、めだかちゃんタイプなのか」と思ったり。

それだけだと主人公最強で終わっちゃって、王道ファンタジー戦記で片付いてしまうのだけれど。

冒頭シーンでクロムが真剣に本を読んでいるんだけどwww

それがただのエロ本だったwww

「エロ本ですが何か!?」
って開き直ったクロムに噴いたwww

ただのかっこいい英雄じゃなかった。

爆笑

あとがきの担当さんとのやり取りのおかげか、男キャラよりも女の子キャラが多め。

リュリュちゃんやフィフニス、そしてユースティナ皇女。

敵さんのお偉いさんも女性がちらほら。

でも戦記モノとしてもたいへん魅力的でおもしろかったです。

クロムのセリフ、

「戦争は負けてはならない」

ユースティナ皇女との会話であった言葉に、確かにそうだなと思いました。

さて、グラウスタンディア皇国物語1ってことは2もあるってことですよね?

まだまだ明かされていない謎もあるし、戦いもこれからだ! って感じだったので、続き楽しみです。

リュリュちゃんかわいい。

ちょっと気になったのは数字。

漢数字で表記されてなかったのが……。

HJ文庫特有なのか、作者さん特有のものなのか。

ちょっと違和感を感じました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: HJ文庫
感想投稿日 : 2013年11月20日
読了日 : 2013年11月15日
本棚登録日 : 2013年11月15日

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