第1巻を読破。
鵜飼沙樹さんのイラストに惹かれて購入。
HJ文庫作品を買うのはひさしぶり。
なのでこの作家さんの作品は初めて読みます。
おもしろかったです。
冒頭の数ページを読んで買ったものだから、ほぼジャケ買いに近い状態だったけど、よかったです。
〈皇国七聖〉の一人で主人公のクロムは軍師で、でも戦闘もこなせるタイプで。
コピーをさらに昇華させる才能、と読んで「ああ、めだかちゃんタイプなのか」と思ったり。
それだけだと主人公最強で終わっちゃって、王道ファンタジー戦記で片付いてしまうのだけれど。
冒頭シーンでクロムが真剣に本を読んでいるんだけどwww
それがただのエロ本だったwww
「エロ本ですが何か!?」
って開き直ったクロムに噴いたwww
ただのかっこいい英雄じゃなかった。
爆笑
あとがきの担当さんとのやり取りのおかげか、男キャラよりも女の子キャラが多め。
リュリュちゃんやフィフニス、そしてユースティナ皇女。
敵さんのお偉いさんも女性がちらほら。
でも戦記モノとしてもたいへん魅力的でおもしろかったです。
クロムのセリフ、
「戦争は負けてはならない」
ユースティナ皇女との会話であった言葉に、確かにそうだなと思いました。
さて、グラウスタンディア皇国物語1ってことは2もあるってことですよね?
まだまだ明かされていない謎もあるし、戦いもこれからだ! って感じだったので、続き楽しみです。
リュリュちゃんかわいい。
ちょっと気になったのは数字。
漢数字で表記されてなかったのが……。
HJ文庫特有なのか、作者さん特有のものなのか。
ちょっと違和感を感じました。
- 感想投稿日 : 2013年11月20日
- 読了日 : 2013年11月15日
- 本棚登録日 : 2013年11月15日
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