ビーチコーミングで知り合った一人の女の子と兄弟の物語。
全6巻。
紅茶王子以降多少くどくなった絵とか、
ビーチコーミングとかいうマニアックな題材で
手控えていたのですが、読み始めて
中盤以降じわじわ引き込まれる。
完成度の高い作品。
今まで見たことの無い、大人っぽいラブストーリー。
(高校生とは思えないほど、みんながみんな言動が大人なところには、
正直違和感すら感じたほど。。。)
身近な人の死というかなり重たいテーマを扱いながらも、
どうやってそれを乗り越えていくかってことに重点が
置き続け、そこから逃げなかった分だけ評価高い。
兄弟があの事件に苦しんだ分だけ、最終巻で昇華される感じが、
たまらず気持ちよかった。
ラブシーンも我慢していた甲斐があったと思えるほど、らぶい。
私はこういう漫画はとても大好きだ。
読書状況:未設定
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カテゴリ:
山田南平
- 感想投稿日 : 2009年3月3日
- 本棚登録日 : 2009年3月3日
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