表題作と読み切り2編収録。仲野さんの描く女の子はどうしてこうもひたむきで健気で可愛いのだろうか。表題作は本誌で連載追ってました。二条院を意識していく過程にキュンとしました「ライラ・ライラ」はアラビアンな世界。敬語を使うランプの精霊・ジンと、祖母に売られたものの逃亡中のシエラとの自給自足な生活が逞しくて、凛々しい。同じ世界観の「幾千夜」はリンクしているのと身分差幼馴染みがツボでした。物語としてはこっちの方が好きかも。アルマリク様、かっこよくて可愛い。タムドラへの剣士としてのあだ名はひどいけれど。
読書状況:読み終わった
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白泉社
- 感想投稿日 : 2012年4月6日
- 読了日 : 2012年4月6日
- 本棚登録日 : 2012年4月6日
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