久しぶりに綾辻行人読んだのですが、最後の最後まで読んで、ああそうだ、こういう話書く人だったってやっと思い出しました。本格推理の要素に加えて、叙述トリックを最大限に使うのよね……。そうだった。
内容、展開は気持ちよーく推理もの。ただ、叙述トリック込みなので、こっち側に全部を読み解く裁量は、あまり与えてもらえない。自力で解くぞ、みたいな読み方がしづらいのですが……この辺は好みだろうなあ。
ワープロとか、フロッピーとか、あの当時ならではの要素が懐かしかったです。こうやって小道具が古くなっていくのは、推理ものの宿命だろうか、とも。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
1 哲学
- 感想投稿日 : 2016年9月12日
- 読了日 : 2016年9月12日
- 本棚登録日 : 2016年6月21日
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