下鴨アンティーク 祖母の恋文 (集英社オレンジ文庫)

著者 :
  • 集英社 (2015年12月17日発売)
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本棚登録 : 979
感想 : 72
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魔法のような不思議なことが起こる着物がたくさんしまわれている蔵。
その管理を亡くなった祖母から任された高校生の鹿乃のシリーズ第三弾。

祖母が祖父に書いた恋文にからんだ着物の話や、兄の良鷹が毎年夏を別荘で過ごす理由、バラを育てている春野の本心など、伏線が明らかになる話が出てくる。

孫とおじいちゃんの話が最初なのだが、孫とおじいちゃんの組み合わせだけで泣ける。
そういうのが弱い人は電車や公共の場で読まない方がいいです。
私は号泣して大変でした。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説(ファンタジー)
感想投稿日 : 2016年8月6日
読了日 : 2016年8月6日
本棚登録日 : 2016年8月6日

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