外交敗戦―130億ドルは砂に消えた (新潮文庫)

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  • 新潮社 (2006年6月30日発売)
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1991年湾岸戦争が始められた。130億ドルもの献金を支出しながら、世界から蔑まれた日本。その原因がここにある。

当時国民一人当たり1万円の臨時課金があった。それを形作った日米間で交わされた言葉の数々が再現される。日米間、いや日本政府内、アメリカ行政府内での意見の相違がそこにあり、金の取引が行われるさまはマフィアの裏取引を彷彿とさせる。

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感想投稿日 : 2011年7月28日
読了日 : -
本棚登録日 : 2011年7月28日

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