おっちゃんは、養豚業を営んでいます。
早朝から夜まで、奥さんとほぼふたりで、1200頭のブタの世話をしています。
そんなおっちゃんの休息の時間の一コマがレンズに納められています。
おっちゃんの休息とは? ブタと戯れること、ですね。
たばこを一服しつつ、ビールを片手に、そしてまわりにはブタがひしめいている、というのがおっちゃんの休息のスタイルです。
おっちゃんの腕枕で寝るブタとおっちゃんの幸せそうな顔といったら・・・
養豚を生業にしているのですから、育てて大きくなったら当然売られていくだろうし、病気で死ぬこともあるだろうけど、みじんも感じさせない、いつもひょうひょうとしているおっちゃんはすごい。
売られて、やがて食肉になり私たちの食卓にのる、という生々しさがないのです。
ゆくゆくは食べられてしまう運命であるにしても、おっちゃんに育てられたブタたちは幸せだなぁ。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ヒューマンドラマ
- 感想投稿日 : 2013年7月20日
- 読了日 : 2013年7月20日
- 本棚登録日 : 2013年7月20日
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