ハイジャック事件での交渉人として人質104人を救出。
その他NY市警の交渉人として活躍し、
「交渉コンサルタント」なるお仕事をしておられる著者。
「うまく交渉を成し遂げようと思えば、力づくの勝負は無用だ。
力に訴えるのは多くの場合、単にメンツをつぶさぬよう、
交渉をあきらめたことを隠す方法に過ぎない。」
「交渉のどの段階においても、次の3つのルールは重要だ。
1.うそをつかない
2.約束したら必ず守る
3.尋ねない限り、答えは出てこない」
「交渉では、どんな戦術を使っても良いが、目標は絶対に
現実的なものにすべきだ。」
なにせ、
自分は話が上手でないのでこんな本を読んでいるわけですが、
所詮日常での交渉は命までとられるわけじゃない。
相手も自分も欲しいものが手に入ったり、望む状況になれば
良いわけで。
あまり気にせず、少しでもwin-winとなる交渉ができるように
なったらいいね。
こういう思いを強くしました。
そういう面で、シビれる世界で仕事してきた著者の言葉は、
結構真実味がある。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ビジネス系-その他
- 感想投稿日 : 2007年5月20日
- 読了日 : 2012年1月22日
- 本棚登録日 : 2007年5月20日
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