頼山陽 上

著者 :
  • 徳間書店 (2007年10月1日発売)
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感想 : 2
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歴史上、広島が産んだ戦略家として名前を知ってる程度の人だった。テンカン癖を持ち、大言壮語癖を持ち、二十歳にして、京に上りたい一心で行動するものの、当時はそれは脱藩行為として連れ返されてしまい、三年余りの謹慎生活を送る羽目となる。それから永きに渡り、彼には変人の異名が付いて回る事になる。現代の世の中では、自己中で、女好きで、ビッグマウス、そういう輩は沢山居るが、彼は有言実行タイプで、当時は、煙たがられた事だろう。しかし読むのが大変、上下二段で490ページ、それがもう一冊、借り出して一週間手を付けなかった。京極なら確実に千ページモノだな…

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2007年11月23日
読了日 : 2007年12月5日
本棚登録日 : 2007年11月23日

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