時系列に沿って書かれた遭難手記です。
といっても記録や会話を目で追って、「わあ、大変!」と読者に思わせる意図は全く感じられなかった。
野呂さんにとって山に登ることは人生であって、遭難に遭ったからといって登山に対する情熱は何も変わらない。
遭難から無事に生還した男は勇敢だと一人ひとりは思っていても、"1人っきりで"という部分にメデイアは惹かれたんでしょうね。
野呂さんの人生、不謹慎な言い回しとは承知ですが、「山あり谷あり」まさに山登りです。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2013年3月28日
- 読了日 : 2013年3月28日
- 本棚登録日 : 2013年3月28日
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