237分間飽きないという謳い文句は確かに合っていたが、それはただガチャガチャした展開だったからですよね。
パンチラもスプラッタもカーチェイスも新興宗教も、目を惹きつける為の駒でしかないように感じました。
或いは監督のエゴ。
「これも喰らえっ!これもっ!」という少年ごころ。
だから序盤でヨーコの言ったミサイルの弾の例えなど、観ている最中は物凄く印象に残ったのに、終わってからはガチャガチャが邪魔して霞んでしまっています。
物語自体から得られるものは無かった。
ただ、ただ、
4時間通して人間の狂気を演じ切った西島クン、満島さん、安藤さんにはもう、感動!!!
星を4つ与えるならば彼らに対して、そして彼らを選んだ園監督に対してでしょう。
邦画の集大成とは全く思わないが、上記の感動だけでもう満足です。
あ、あとクラシック音楽とゆら帝を場面場面にフィットさせるセンスにもアッパレ
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- 感想投稿日 : 2011年10月13日
- 読了日 : 2011年10月13日
- 本棚登録日 : 2011年10月13日
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