歴史が面白くなる ディープな戦後史

著者 :
  • KADOKAWA/中経出版 (2014年2月1日発売)
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≪目次≫
第1部  占領下の日本
 第1章 日本国憲法は「押しつけ」なのか?
 第2章 冷戦は日本にどのような影響を与えたのか?
 第3章 サンフランシスコ講和条約をめぐる争点とは?
 第4章 財閥解体は成功したのか?
第2部  保守政権の誕生
 第5章 自由民主党の結成理念とは?
 第6章 安保闘争はなぜ盛り上がりを見せたのか?
第3部  高度成長期の内政と外交
 第7章 高度経済成長が達成できたのはなぜか?
 第8章 沖縄返還の背景にあったものは?
 第9章 田中角栄内閣が掲げた内外の政策とは?
補講  「戦時体制」から「戦後体制」へ

≪内容≫
『ディープな日本史』の相澤さんの新著。どちらかというとこちらの方を書きたかったのかな?と思います。いろいろと示唆に富む内容です。
あとがきにあるように、「歴史学は実学」であるべきですし、「一橋大学の日本史試験」は難問でも悪問でもないと思います。よく練られた問題です。現代日本に様々な問題が積み上がり、その理由を問うている。それだけです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 歴史
感想投稿日 : 2014年3月23日
読了日 : 2014年3月23日
本棚登録日 : 2014年2月5日

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