夏の都会の、肌にまとわりつく湿度と、アスファルトからあがってくる熱気に、息苦しさを感じたことはないだろうか。
いいようのない焦りや苛立ちを腹に抱えた少年や少女を書かせたら、鷺沢萠の右に出るものはいないと思う。懐かしい。というより、いまだに生々しく、あの息苦しさを感じる。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
. 鷺沢萠
- 感想投稿日 : 2012年10月21日
- 読了日 : 2012年8月8日
- 本棚登録日 : 2012年8月8日
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