不動産屋として物件を紹介している富子と都子だが、自宅のリフォームというかリノベがちらつく。人様の暮らす理由を見ていくうちに感化された結果ではあるものの、自分のこととなると皆目見当はつかないわけで、「変えたくなったら暮らしなんて、いつでも変えられるんだから、とりあえず楽しく暮らすことを、追求すればいーんじゃないですか?」というお客様の言葉にヒントらしきものを得る。「改めて思うけど、人の数だけ生活の仕方があるよね」富子の言葉は本当に改めて思うことだ。「こんなチャンスないし、お互い住んでみたいとこに住んでみようよ」福生の住まいは自分も住んで見たい。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
マキヒロチ
- 感想投稿日 : 2017年1月1日
- 読了日 : 2016年11月22日
- 本棚登録日 : 2016年11月22日
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