東京健電という大手企業の下部会社で、営業課で起こったパワハラによって人事異動があり、その後に起こるさまざまな出来事が、実はパワハラの裏に隠れた会社存亡にも繋がる大きな闇の世界の始まりとなる。
この小説のキーポイントとなるのが会社にとって役に立つのかどうか分からないような八角という万年係長。彼が実は色々な闇を全て見続けてきたこの会社にいる古株だったのだが、それは読んでのお楽しみ。
その時々にある営業会議や下請け会社の会議、社内の会議などその会議が機転になって始まる色々な事が七つの会議という題名に繋がっているのだろう。
何度もあるどんでん返しが先を読みたくさせ、あっという間に結末まで読んでしまうテンポのいい小説です。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2016年12月23日
- 読了日 : 2016年12月23日
- 本棚登録日 : 2016年12月23日
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