道誉なり 下巻 (中公文庫 き 17-5)

著者 :
  • 中央公論新社 (1999年2月1日発売)
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鎌倉時代末期から南北朝時代の武将「佐々木道誉」。
今まで読んでいそうで読んでいなかった「道誉」。北方謙三が書いていたのを知らなかった。「足利尊氏」に従い、「後醍醐天皇」の建武の新政から尊氏と共に離れ、室町幕府における重職や近江など6ヶ国の守護。
反骨精神旺盛で、周りからは権威を嘲笑し権威に対し気ままで遠慮なくふるまうように見えるが、ぎりぎりのところで勝負する美意識を持つ「ばさら」。地域的・家系的に私のルーツではないかと思っている。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 歴史:神話~室町
感想投稿日 : 2014年10月15日
読了日 : 2014年10月15日
本棚登録日 : 2014年10月15日

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