遺し書き: 仲代達矢自伝 (中公文庫 な 59-1)

著者 :
  • 中央公論新社 (2010年7月23日発売)
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感想 : 4

著者の出演作に関するエピソードや俳優論などについて書かれたものと思って手に取ったのだが、妻を亡くした初老の男の述懐と思い出話だった……orz
彼の仕事観・役者論に興味があり、(申し訳ないが)亡き妻との思い出という個人の話は正直しんどかった。これは山崎努の『俳優のノートを』をイメージして本書を選んだ私の誤りで、自分のようなものは仲代氏が著者ではないが『仲代達矢が語る 日本映画黄金時代』のほうを選べばよかったんだな。

ただ、若い頃に無名塾を受けたという自分の黒歴史(?)を思い出したのが幸いラッキーである(^^;

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2015年2月14日
読了日 : 2015年2月14日
本棚登録日 : 2015年2月14日

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