レトロなセピア調の画面からはトマト、ワイン、血といったボルドー色が死の予感として混ざっていて気の休まることがない。人の不幸の上に幸福は築けないのだと身を持って証明しているのだが、名誉のためなのか報復が繰り返されるだけで教訓となることはない。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
警察、極道
- 感想投稿日 : 2016年6月26日
- 読了日 : 2016年6月26日
- 本棚登録日 : 2016年6月25日
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