えれじい (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社 (2008年10月15日発売)
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本棚登録 : 35
感想 : 6
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立て篭もり無理心中、女性警察官殺し、中学生乱射事件。いずれも凶器となったのは、同じ型のマグナム銃だった。愛崎署で銃器薬物対策係に所属する佐倉は、潜入捜査官となって銃の密売経路を追う。頼れるのは、うだつのあがらない極道、跡見ただ一人―。不器用に信条を貫く男の姿を描いた警察小説の感動作 とアマゾンにはあります。「ニューナンブ」(未読)、「街角の犬」に続く愛崎署シリーズの完結編らしいのですが、途中から読んでも大丈夫そうです。相棒を失った主人公の佐倉刑事の捜査ぶりと、途中から登場する跡見がなかなかよいです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 日本のミステリ
感想投稿日 : 2010年3月21日
読了日 : 2010年3月21日
本棚登録日 : 2010年3月21日

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