コーヒーを通して見たフェアトレード―スリランカ山岳地帯を行く

著者 :
  • 書肆侃侃房 (2010年10月18日発売)
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本棚登録 : 58
感想 : 8
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フェアトレードに興味のある人には必読書。下手な本よりもよっぽどためになる。スリランカコーヒーに興味があって読んでみたけれど、コーヒーよりもフェアトレードについて改めて考えさせられました。
フェアトレードは一時的なイベントや購買運動、ブランドではなくて海の向こうにいる生産者とつながっていることを意識できる商品であるということ。FLO認証などを得ている中規模農家ではなく、2~5ha程度もしくはそれ以下の本当にフェアトレードを必要としている小規模農家に対して支援をするべきであること。
ゼロから百までフェアトレードの真髄を学べる一冊です。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: フェアトレード
感想投稿日 : 2011年7月12日
読了日 : 2011年7月12日
本棚登録日 : 2011年7月12日

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