わたしたち消費: カーニヴァル化する社会の巨大ビジネス (幻冬舎新書 す 1-1)

  • 幻冬舎 (2007年11月1日発売)
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【以下抜粋】
「見えないヒット」の駆動要因であるわたしたち消費と、それが生じる原因をこの章では見てきました。そこでは、コミュニケーションが次のコミュニケーションに接続されるための「ネタ」を提供することで、カーニヴァルの輪が広がり、その盛り上がりの話しに参加させるために、消費が促されていくというサイクルが生じているのです。

マーケティングの対象が、大衆→小衆→分衆と個別化して行きた今、その対象は「わたしたち」という共同性なんです。というのが「わたしたち消費」という言葉の前提。
ただ、こういった言葉の定義やらが全体的に、それをそう言ってしまえばそうだけど、で?という感じがします。

しかし、四章、五章のわたしたち消費のマネジメントというところはなかなか面白く今のコミュニケーション戦略の参考程度にはなります。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ビジネス
感想投稿日 : 2010年7月18日
読了日 : 2008年2月25日
本棚登録日 : 2010年7月18日

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