ちょっと珍しいソフトエンジニアに向けた自己啓発書。
「技術力」を仕事のアウトプットにつなげるために気をつけなければいけないことを、著者や周りの方のエピソードを交えて述べている。
・プログラマの「得意分野」とは「プログラミング技術により、何を解決・実現するのが得意か?」
→「得意なプログラム言語」のことではない
・「高すぎる理想」が進捗の邪魔をする
→そのこだわりは依頼者にとって本当に意味があるのか?
・報告・相談はこまめに
→時間がたつほど、相手の要求水準は高くなるし、手戻りも大きくなる
・知識ではなく、得た知識で何を成したかにプライドをもつ
・見積もりの段階でプロトタイプする
・本稼動でのトラブルの芽を摘んでおく
→不要な複雑性を導入しない。
ここで紹介されているエピソードは「マルチスレッドで作らない」ということ。
(同じアプローチをとったことがあるので、激しく同意)
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2014年12月23日
- 読了日 : 2014年12月23日
- 本棚登録日 : 2014年12月23日
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