ウェイクフィールド / ウェイクフィールドの妻

  • 新潮社 (2004年10月28日発売)
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さしたる理由もなく夫は失踪し、二十年後、なにごともなかったように妻の待つ家に戻った。

オースター、カフカに多大な影響を与えた古典と「妻」の視点で二十世紀末に語り直された長篇。―世紀を越えた競作

「およそ文学における最高傑作の一つと言っても過言ではない」とボルヘスに激賞され、オースターが『幽霊たち』を書く際に依拠したとされるホーソーン著『ウェイクフィールド』。
ストーリーも時代設定も同じながら、新たな光をあてラテンアメリカ、欧米諸国で絶賛されたベルティ著『ウェイクフィールドの妻』。
不可解な心理と存在の不確かさに迫る文豪と鬼才のマスターピース二篇。(帯より)

読書状況:読みたい 公開設定:公開
カテゴリ: Literature
感想投稿日 : 2010年2月5日
本棚登録日 : 2010年2月5日

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