やっと文庫になりました。待ち遠しかった。一気に読みました。カラヤンとグールドのベートーヴェンピアノ協奏曲3番をちゃんと聴きました。どこがどうずれているのかとかよく分からないのだけれど。ブラームスの1番はサイトウ・キネンで1990年の録音を。ベルリオーズの幻想交響曲はズービン・メータの分しかないのでそれを聴きました。たぶん、買って一度聞いたきりになっていましたが、あらためて聞くと印象がずいぶん違い、いいなあと思えるところが多くなっていました。マーラーはサイトウ・キネンで2000年録音の復活を聴きました。まあ、どれもこれも、読みながら聴いており、深く音楽に聴き入っているわけでもなく、本書で話されているような内容に気付くはずもありません。まあ、でも小澤征爾さんのいろいろなエピソードはおもしろい。スイスのセミナーはたしかテレビでも見ていたけれど、村上春樹の目と耳を通しての感想は新鮮でまた良い。ここから何か教育法についてのヒントがほしかったけれど、残念ながら今のところ読み取ることができていない。大西順子さんについてのエッセイを読みたくて、「考える人」を買ったのに、文庫に収録されていた。なんだか、得したんだか損したんだか・・・ブラームスのピアノ協奏曲1番バーンスタイン指揮、ウィーンフィルの演奏を聴きながら。ピアノはツィメルマン。
読書状況:未設定
公開設定:公開
カテゴリ:
村上春樹
- 感想投稿日 : 2014年9月29日
- 本棚登録日 : 2014年9月24日
みんなの感想をみる