ディスクロージャー 下 (ハヤカワ文庫 NV ク 10-14)

  • 早川書房 (1997年4月1日発売)
3.59
  • (6)
  • (3)
  • (11)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 60
感想 : 5

マイクル・クライトンなのでバリバリのSFを期待していたら、なんだかエロティックなシーンが出てきたり、ハイテク企業の中のドロドロした、人間関係などが中心になっている。裁判とか法律とかの話が中心になってくる。それはそれでけっこうおもしろくて、次はどうなる、次はどうなると一気に読み進みました。しかし、最後のところでやっぱりやってくれました。仮想空間の中で情報を入手しようとあちこちと歩き回る。向こうから誰かが現れる。さあ、ハラハラドキドキのチャンバラ劇が始まるかと思いきや、今回はそういうこともなく、すっと通り過ぎてしまった。まあそんな中世じゃあるまいし、タイムラインみたいな展開を期待してはおかしいか。映画ではどんな出来になっているのかも確かめたい。

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: マイクル・クライトン
感想投稿日 : 2015年1月4日
本棚登録日 : 2015年1月4日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする