右脳を活性化する漫画を進んで読むべきだと促す書。漫画の描かれている描写は自然と右脳に働きかける。その一方で、同じ描写であっても、その人独自の世界観やものの見方を形成していくことにつながる。また、本と同様に情報の蓄積により、捕らえる物事や見え方も違ってくる。量がやがて相互間の結びつきを強め、質へと転化していくことは、何も頭の中だけでなく、この社会の、人の行動にも共通して表れてくる。先ずは、「書を捨て、町に出よう」ではなく、「書を読み、それから町に出よう」としてほしい。新たな発見は、自分の中と外の両方を刺激してこそ、いいリズムでそのスピードを生み出すのだとそう思っている。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
脳
- 感想投稿日 : 2011年1月27日
- 読了日 : 2011年1月27日
- 本棚登録日 : 2011年1月27日
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