惑星カロン (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA (2017年1月25日発売)
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本棚登録 : 633
感想 : 47
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五つの短編だったけど、『チェリーニの祝宴』と『惑星カロン』は話が繋がっていておもしろいけど、最後には少し切なくなってしまった。
五つの中でも特に印象に残ったのは題名にもなっている『惑星カロン』
テーマが少し重かったけどそう遠くない未来に実現しそうな話で、その問題点もしっかり捉えていて考えさせられるものがあった。
チカとハルタも高校二年生になり、「卒業」がどんどん迫って来ている感じがした。
今回はハルタが少し大人しかったように感じたけれど、チカとの掛け合いはおもしろくて次の巻もすごく楽しみ!

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2017年2月8日
読了日 : 2017年2月8日
本棚登録日 : 2017年2月8日

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