青年のための読書クラブ

著者 :
  • 新潮社 (2007年6月1日発売)
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本棚登録 : 2440
感想 : 425
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桜庭さんっぽいノリ。苦手だけど嫌いじゃない。烏丸紅子とロックンロールが印象的でした。ロックの話は多分ホーソンが出てきたせいかも。「緋文字」は高校の時に読んで途中で挫折しました。そうか、ヘスタのお相手の牧師さんは死んじゃったんですね。
高校生のあたしにはいろんな意味で難しすぎた作品だったけど、このお話を読んで家の本棚からもう一度余裕のあるときに引っ張り出してみようと思いました。
それにしても読書クラブって良い響きですね。
クラブっていうより倶楽部って書く方が似合ってるかも。有閑倶楽部みたいに。有閑倶楽部読んだことないですが。
ただの読書好きの集まりってわけでもなさそうですし、曲者という言葉が似合いそうな部員ばかりでした。
第5話でアザミたちが再登場して、その後が知れたのはなんか得した気分。アザミっぽい職業ですね。
表紙の切り絵っぽい装丁も素敵です。可愛い。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 桜庭一樹
感想投稿日 : 2013年10月8日
読了日 : 2013年10月8日
本棚登録日 : 2013年10月6日

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