複合汚染読了。
小説とは言いがたいし、最初の方の選挙の部分は読みにくいし最終どこに話がいったの?って感じになるけど、あの時代(1975年)にあれだけのことを書いていて、有機農業ムーブメントを起こしたのはさすがだと思う。
農薬が一つ、二つ、三つと重なっていった時に起きる化学反応、そしてそこから新たに創りだされるであろう物質の毒性など誰もチェックしていない。
ちょうど四大公害が表沙汰になってきた頃でそのインパクトも大きかったのだろうと思う。
農薬をただ批判するだけでなく、使い方と量の問題だと指摘している点は共感できる。
ちょっと感情的になりすぎてる感が否めないので減点(偉そうなこと言ってすみません)。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
農業系
- 感想投稿日 : 2015年3月10日
- 読了日 : 2015年3月1日
- 本棚登録日 : 2015年3月10日
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