一人称でなく三人称の視点で描写が描かれ,同時進行的に複数の登場人物が別々に関わり合っていく。
各キャラクターの思想はやはり村上春樹の小説特有であるが,個人的にはこのキャラクターの思想に共感するところがあるから村上春樹作品が好きなのだろう。
他人から求められるものを埋めることの空虚感とか自分のペースで少しずつものを考えていくこととか。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2017年1月7日
- 読了日 : 2017年1月7日
- 本棚登録日 : 2016年12月4日
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