前作『真夏の日の夢』がなかなかにトリッキーだったんで購入、しばらく積んでたんだけどようやく読了。
今回はループものということでどう捻ってくるんかと思ったらなるほどね、前作のようにアッと驚く仕掛けはないもののなんだかんだでラブコメになってると言えなくもないところも含めてこちらの方がより好みだったり、後味もいいしなー。
この手の小説だと一昔前は西澤保彦が得意(『七回死んだ男』は大傑作、作中で頑として原題で書かれてる『Groundhog Day』(恋はデジャ・ブ)はこれをきっかけにして見たんだよなあ)としてたんだけど最近すっかり寡作になっちゃってるからなあ、作者にはこれからの活躍に期待したいところ。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ミステリー
- 感想投稿日 : 2012年12月20日
- 読了日 : 2012年12月19日
- 本棚登録日 : 2012年10月2日
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