南総里見八犬伝名場面集 (三弥井古典文庫)

著者 :
  • 三弥井書店 (2007年9月1日発売)
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感想 : 1
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八犬伝の各名場面を原文+現代語訳+あらすじで紹介している本。最初に解説がちょっとあってあとは特に編者の後書きなどもなく、みっちり八犬伝が詰まった本と言える。角川のビギナーズクラシックスからコラム要素を排除したものと言う感じ。あらすじもかなり詳しく、帯の文面にあるようにこれ一冊に八犬伝という大作を凝縮している。
個人的にはコラムとか編者の後書きとか読みたかったのだけど、久しぶりに八犬伝全編を結構詳しくおさらい出来てありがたかった。ただページの余白が狭く、右も左も、上から下まで文字がびっしりで正直かなり読みにくかった。それとちょこちょこ誤字脱字などがあった。そこんところが惜しいです。あと好きなシーンが原文+現代語訳で入ってなかったりね(浜路くどきが) でもビギナーズクラシックスを読んだら次はこれじゃないかな、とお薦めしたいくらいにいいものだと思います。表紙も八犬士&伏姫&八房でいい感じです。ノーイメージなのが残念。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 古典
感想投稿日 : 2013年10月19日
読了日 : 2013年10月18日
本棚登録日 : 2013年10月19日

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