竹屋ノ渡-居眠り磐音江戸双紙(50) (双葉文庫)

著者 :
  • 双葉社 (2016年1月4日発売)
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感想 : 48
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完結に向けて、というより、この巻で江戸編完結という感じ。
作品後半部、田沼親子との闘争にかかる全てのことが決着。尚武館も戻ったし、現将軍とはお目見えを果たして佐々木家の使命も伝わったし、士子順圭剣客との死闘(?)も終わった。そして、どてらの金兵衛さん……。死亡フラグは立ちまくってたとはいえ、さびしい。とてもいい亡くなり方だとは思うけど。さくっと逝くところは、江戸っ子の粋だったね、金兵衛さん!
いろいろ片付くと同時に、空也はじめ、次世代の活躍に期待できそうな空気も、爽やかでよかった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2016年2月27日
読了日 : 2016年2月21日
本棚登録日 : 2016年2月21日

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