それでも世界は美しい 12 (花とゆめCOMICS)

著者 :
  • 白泉社 (2016年2月19日発売)
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本棚登録 : 264
感想 : 9
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「ニケと向き合うときはいつも自分と向き合わされる」「昔、勿体ないと言われた意味が今は本当にそうだったと思う」
カッサンドラの元で、自分だけの狭い世界から、実感を伴った広い世界へと目を向けていくリビ。
彼は成長するときも、ニケと共に、なんだね。
そして、自分の世界観が変われば「今までと違う執政ができそうだなって」と言っちゃうあたり、生まれながらの執政者だなぁ、と感心。
ここで、ただの子供のリビの成長ではなく、王者としてのリビの成長する姿を描く作者は、巧い。
とてもいいシーンだけど、感涙度では、砂の皇国編は越えないかな~。

個人的には、リビの大成を予感させるこのシーン と、「課金」と「男だけの秘密の魔法」、が大のお気に入り♪

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: マンガ
感想投稿日 : 2016年2月22日
読了日 : 2016年2月20日
本棚登録日 : 2016年2月20日

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