ユザンヌ『シジスモンの遺産』が面白い。
思えば百年文庫はこれを一番先に手に取って、たまたま開いたこの作品が面白そうだったから、読もうと思ったんだった。
知らない作家でも面白いのがあるんだって思えるかも!って。
蓋を開けてみれば打率ははかばかしくないのだけれども。
佐藤春夫『帰去来』は最初くじけそうになった。
句読点を求めて酸欠の金魚状態。
句読点がなくていいのは、崩し字でゆったり書いてるときだけだと思う。
活字でするなら空白をくれ!
装画 / 安井 寿磨子
装幀・題字 / 緒方 修一
底本 / 『島木健作全集 第11巻』国書刊行会、『書物愛[海外篇]』晶文社、『佐藤春夫全集 第7巻』講談社。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
2015
- 感想投稿日 : 2015年5月17日
- 読了日 : 2015年5月16日
- 本棚登録日 : 2015年5月16日
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