やっと読了。
著者はテレビ出演もこなすサイエンスライターらしく、おそらくファニーな語り口なのだろうと思う。
擬人化や比喩もてんこ盛り。
ただ、私はがっつり日本人なので、前提知識がないし、訳者がつけてくれた註もうっとうしく感じたりして読みにくいったらなかった。(訳者もこれは懸念しながらつけたようだ)
でも註がないとその単語が地名なのか人名なのか動物の種別なのか個体の名前なのかがわからない……(T_T)
各種媒体に発表されたコラムが中心なので、それぞれそんなに長くはないですが、文章が結構長めで詰まってます。
表題は後ろから3番目に収録。ピラニアが噛みつくのは嘘ではないけれど、種類にもよるし、普通は美味しい尻尾や背びれを齧るだけ。
死肉にはたかるけど、生き物相手だとこそこそチャンスをうかがって、ちょっとちぎって逃げるを繰り返す、というのが実態。
でもちょっとドキドキするね。というお話。
装丁 / 桂川 潤
原題 / "Swimming with Piranhas at Feeding Time : My Life Doing Dumb Stuff with Animals"(2009)
初出 / 『オーデュボン』『ディスカバー』『ナショナルジオグラフィック』『アウトサイド』『スミソニアン』『ヤンキー』
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
2016
- 感想投稿日 : 2016年10月30日
- 読了日 : 2016年10月30日
- 本棚登録日 : 2016年10月30日
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