かすかべ4畳半の本棚»
手当たり次第。何でもござれ。
レビュー by ためたすさん
ねじまき鳥もついに第2部に差し掛かった。
第1部ではストーリーの展開はあまりなかったので、第2部になってようやく動き出した感がある。
あんな風に生々しく、奥さんに不倫を述べられたら自分だったらどうだろうか。間違いなくキレる。でもオカダトオルは井戸に入る。
スーパー客観視。さすが春樹が描く主人公は次元が違う。
この話を読んでいて、本当に実在しているのは「オカダトオル」と「オジサン」だけなんじゃないかと思えてくる。普通の対話ができる人間が主人公以外に叔父さんしかいない。本文中にもあったが、叔父さんと話すことで現実に戻ってきた…的な感じ。「本当はみんな頭の中で創り上げた人物で、存在していなかった」みたいな。
結末に向けた前フリは出来上がってきた。
さて、納得いくオチは待っているのだろうか。
やはり「解釈は読者次第だ」みたいな終わり方になるのだろうか。
登録日 : 2009年10月29日 17:31:11


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