スタンフォードとシリコンバレーの成立について興味があって読んだ1冊。
スタンフォードの強さとは何か、
どうやって作られてきたのか、
概要を知ることはできる。
学長の大学経営手腕と、資産家による援助が結局のところ大きい。
優秀な教授を引きぬいてくるところからすべては始まり、広大な土地を購入し、設備を整え、産業界へ人材を輩出した後も、寄付や技術開発などで協力してもらえるネットワークを築いていく。
大学の収入や学部の説明など、全体的に広く浅く書かれているのが少し残念だけれど、スタンフォードの役割や立ち位置が感じられる本になっている。
優れた才能は、優れた才能を引き寄せるのであり、
根本的には、優秀な教授を呼ぶことからすべては始まるということか。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
社会
- 感想投稿日 : 2013年1月16日
- 読了日 : 2013年1月16日
- 本棚登録日 : 2013年1月16日
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