DOCUMENTARY OF AKB48 NO FLOWER WITHOUT RAIN 少女たちは涙の後に何を見る? スペシャル・エディション(DVD2枚組)
- 東宝
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次々と恋愛スキャンダルが発覚し、握手会というファンからの声援を最も近い距離で感じられるイベントで、同時に謝罪会見を行うという、何とも言えない「非情な」AKBを見れる貴重なドキュメンタリー映画。
最も印象的だったのは、増田有華がISSAとの件で、無言で見つめるファンを前に泣きながら謝罪しているのを見つめるAKBメンバー。
その中の一人に指原がいるのだが、指原は「もうダメだ、見てらんないわ」と、まさに「公開処刑」という名にふさわしい、その残酷な光景に耐えられず、その場をあとにする。
そんな「もう見ていられない」指原は、その後、自らのスキャンダルが発覚し、博多へと左遷されるわけで。
その様子も詳細に描かれているのだが、10代の少女達が、そこまでして恋愛禁止という呪縛にとらわれながら、頑張るモチベーションはどこにあるのか?
始まりから終わりまで、この映画を観ながらその疑問が浮かんで離れることは無かった。
一見最後の松井(J)の密着で、AKBを肯定的に描いて終えているように見えるこの映画は最高のプロパガンダになっていることになのか。
そんなこんなを考えながら観てしまっている時点で、僕は負けだ。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
映画
- 感想投稿日 : 2013年8月27日
- 読了日 : 2013年6月16日
- 本棚登録日 : 2013年6月16日
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