みうらじゅんの他の本に比べると、かなりまじめな本。
文庫本だけどマンガでした。
主人公が、本当のロックってなんだろうとか、
僕にとってのロックってなんだろうとか、
そういうことを悩み迷いながら生きていく姿を描いた話。
アイデンティティのない学校で
アイデンティティのない友達と
アイデンティティのない戦争をして
アイデンティティのない世の中に送られる
誰もが持ってそうで持ってないアイデンティティ
これを読んでいてふと、
今まで自分が大切にしてきたことってなんだろうって思った。
みんなは何を大切にしてきたんだろうって。
僕はこんな質問されたら耳をふさぎたくなっちゃうな。
そういう揺るぎないものをしっかり持ってる人は強いんだろうなぁ〜。
それにしても、主人公の彼女がかっこいい。
それだけでも読む価値あるかも。笑
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
2009年 文庫・単行本
- 感想投稿日 : 2009年3月29日
- 読了日 : 2009年3月29日
- 本棚登録日 : 2009年3月29日
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