都議会のセクハラヤジ問題、香港の雨傘革命、iPS細胞、セウォル号沈没……など、実際のニュースが重要なモチーフになり物語が進行していく。
2組の夫婦と1組の婚約者の日常が、心の動きとともに丁寧に描かれる。
一転、舞台は七十年後の日本へ。
現代日本の出来事が伏線になっていて、七十年後に収斂していくので、奇妙なリアリティを持つ。
SFがちょっと苦手という人でも、面白く読めそう。
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- 感想投稿日 : 2017年9月2日
- 読了日 : 2016年5月23日
- 本棚登録日 : 2017年9月2日
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