物故したのが、本当に惜しい作家。 今日、仕事で築地に行きその後新橋のバーに行ったらカウンターに、氏の作品があったので思い出したのが本作。 不思議な物語のはじまりから、その不思議がだんだんとほぐれてきて、最後に何とも切ない、そして、幸せなエピローグ。 佳い作品ですよ。 まぁ、ワタクシ、「微温派」ですから。 良いんです、生ぬるくても。 小説でも、映画でも、音楽でも「えへへ、ここ、啼きどころだぜ。啼かせてやるぜ。」で、まんまと作者の術中にはまる人ですから。 だから、なんなんだよ。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
文学作品:和書
- 感想投稿日 : 2011年7月5日
- 読了日 : 2011年7月5日
- 本棚登録日 : 2011年7月5日
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