魚河岸ものがたり

著者 :
  • 新潮社 (1985年9月1日発売)
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本棚登録 : 29
感想 : 4
5

 物故したのが、本当に惜しい作家。  今日、仕事で築地に行きその後新橋のバーに行ったらカウンターに、氏の作品があったので思い出したのが本作。 不思議な物語のはじまりから、その不思議がだんだんとほぐれてきて、最後に何とも切ない、そして、幸せなエピローグ。 佳い作品ですよ。 まぁ、ワタクシ、「微温派」ですから。 良いんです、生ぬるくても。 小説でも、映画でも、音楽でも「えへへ、ここ、啼きどころだぜ。啼かせてやるぜ。」で、まんまと作者の術中にはまる人ですから。 だから、なんなんだよ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 文学作品:和書
感想投稿日 : 2011年7月5日
読了日 : 2011年7月5日
本棚登録日 : 2011年7月5日

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