ガンダムと日本人 (文春新書)

著者 :
  • 文藝春秋 (2010年11月17日発売)
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本棚登録 : 208
感想 : 28
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タイトルに釣られて買ってしまったが、金と時間の無駄だった。この本を読んで得たことは何もない。単なるこじつけの連続。第二次大戦の比喩から、あるときは、ドイツ=ジオン、またあるときは日本=ジオン、そしてまたあるときは日本=連邦と、コペルニクス的に比喩が変遷します。シャア・富野由悠季=小沢一郎、ともうわけがわかりません。根拠も常にあいまいです。ガンダムというネタをいかに現実に対応させるかということで苦労したことが伺えますが、どれも根拠がなく、こじつけで、全く面白くありませんでした。このテーマで書いてくれって出版社に言われて、無理に書いたような本です。ちなみに、コロニーの発想が日本オリジンではなく、アメリカの大学の一博士が提唱したものだったのを、こっちが真似たということは知りませんでしたが。 

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 歴史全般
感想投稿日 : 2011年10月31日
読了日 : -
本棚登録日 : 2011年10月31日

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