文庫でエピローグを含めて480ページにもなり、またテレビドラマから本作品を読んだものだが、無理なく楽しめた。
それには、元来分かりにくいロケットに欠かせないバルブシステムや、特許侵害といったことをよく熟知し、かつそれらの問題を通して一つの会社だけでなく、多数の人間そのものを重厚に織りなしている著者の力量により自らも今なしている仕事と生き様ということを考えさせられ、奮い立たせられるからではないだろうか。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2017年2月9日
- 読了日 : 2017年2月9日
- 本棚登録日 : 2017年2月9日
みんなの感想をみる