柳生新陰流の家伝書。
『一心に思いつめたることを病とするなり』として、さらにそれを逆手に取り、つまらないことに思い詰めるなら、別の何か有用な事、いっそ例えば念仏の一念に思い詰めるなら、最後にその一念を去れば無念無想となる。雑念の多い状態を多念とし、多念は去りにくいが、一念は去りやすいと教える。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
哲学
- 感想投稿日 : 2005年12月11日
- 読了日 : 2005年12月11日
- 本棚登録日 : 2005年12月11日
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