短篇集。なんとなーく、この人の文体の感触が読めてきた。そうかそうか、と。何と言っても話の展開の仕方が小気味よくていい。そして魅せ方をわかっている。一冊としての。どの短篇も長篇にできる種なように思える。この人は信じているものを強く確信できる力があるんじゃないかなぁ、と読んでいて感じた。一歩間違えば、自惚れ、慢心になりえるくらい強い自信を持っている。ように思える。(06/11/26)
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- 感想投稿日 : 2006年12月2日
- 本棚登録日 : 2006年12月2日
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